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店頭外国為替証拠金取引(FX)は元本および利益が保証された商品ではありません。為替相場やスワップポイントの変動により損失が生じ、レバレッジにより預託した証拠金を上回る損失が生じる可能性があります。詳細はページ末尾のリスク説明をご確認ください。

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FXで預けたお金はどう管理される?
信託保全のしくみと登録業者の確認方法を徹底解説

2026年8月7日 更新 約8分で読めます 条件の

FXでは、取引を始める前に自分のお金を業者に預けます。 その預けたお金が業者の経営状態から切り離されているかどうかは、相場の良し悪しとは関係なく、最初に確認しておくべき点です。 国内で登録を受けた業者には、顧客から預かった金銭を自社の財産と分けて管理する義務があります。 ここではそのしくみと、申し込もうとしている会社が本当に登録を受けているかを自分で調べる手順を説明します。

FXナビの解説記事

  1. 1FXの始め方口座開設の手順と確認すること
  2. 2必要書類と審査マイナンバーの組み合わせ
  3. 3スプレッドと取引手数料費用の内訳と総コスト
  4. 4レバレッジとロスカット必要資金と損失の拡大
  5. 5預けたお金の管理信託保全と業者の確認
  6. 6通貨ペアの選び方種類と値動きの差
  7. 7取引時間動きが大きくなる時間帯
  8. 8スワップポイント受取りと支払いの条件
  9. 9円安・円高為替レートが動く理由
  10. 10税金と確定申告税率20.315%と損失の繰越

各社の取引条件は10項目の比較表で確認できます。

なぜ管理方法を先に確認するのか

スプレッドや通貨ペア数を比べる前に、この点を確認しておくと判断の順序がはっきりします。

簡単に言うと

預けたお金が業者の財布とは別のところに置かれているかという話です。費用の安さは、この条件を満たした会社どうしで比べるものです。

FXで取引を始めるには、まず業者に資金を預ける必要があります。 このとき、預けた資金が業者自身の運転資金と混ざった状態で管理されていると、業者の経営が行き詰まったときに顧客の資金まで巻き込まれてしまいます。 そのため国内では、顧客から預かった金銭を業者の財産と分けて管理することが法律で義務づけられています。

取引条件の比較は、この義務を果たしている会社どうしで行うものです。 スプレッドが極端に狭い、レバレッジが桁違いに高い、といった条件だけを見て会社を選ぶと、そもそも制度の枠外にある相手を選んでしまう可能性があります。 順序としては、登録の有無と資金の管理方法を確認したうえで、費用や取扱通貨を比べてください。

はじめて
の人

信託保全があると書いてあれば、損をしても戻ってくるということでしょうか。

FXナビ編集部 編集部

いいえ、それは別の話です。信託保全が守るのは「業者が破綻したときに預けたお金が業者の債権者に渡らないこと」で、相場が動いて生じた損失は対象外です。この2つは混同されやすいので、分けて理解してください。

区分管理と信託保全のしくみ

言葉が似ていて紛らわしいため、まず関係を整理します。

この先に出てくる言葉(読み飛ばしてもOK)

区分管理
顧客から預かった財産を、業者自身の財産と分けて管理すること。分別管理とも呼ばれます。
信託保全
区分管理の方法のひとつ。顧客から預かった金銭を信託銀行などに預け、業者が自由に使えない状態にすること。
受益者代理人
業者が破綻した場合に、顧客に代わって信託財産の返還手続きを行う人。弁護士が選任されるのが一般的です。

図 1預けたお金がどこに置かれるか

利用者 証拠金を預ける FX業者 受け取ってすぐ分離する 信託銀行など 業者が自由に使えない状態で保管 業者自身の運転資金 ここには混ぜられません 業者が破綻した場合 信託された資金は業者の債権者への配当に回されず、受益者代理人を通じて利用者に返還される枠組みです。 ただし、取引によって生じた損失が戻るわけではありません。

※ 制度の概要を示した図です。信託先の金融機関、信託の頻度、受益者代理人の選任状況は会社ごとに異なります。詳細は各社の公式サイトおよび契約締結前交付書面をご確認ください。

証拠金の全額が対象です

国内の店頭FXでは、顧客から預かった証拠金の全額を信託により区分管理することが求められています。 一部だけを信託する、あるいは業者の判断で信託額を減らす、といったことは認められていません。 この点が、国内で登録を受けた業者と、そうでない業者との最も大きな違いのひとつです。

掲載4社の信託保全先と登録番号

当サイトが掲載している4社について、公式サイトおよび協会の公表資料で確認した内容です。

会社登録番号信託保全の内容
外為ファイネスト
外為ファイネスト株式会社
関東財務局長(金商)第102号
金融先物取引業協会 会員番号1586
預り金の全額を三井住友銀行に金銭信託
元本を保証する制度ではない旨を公式サイトが明記しています。
FOREX EXCHANGE
FOREX EXCHANGE株式会社
関東財務局長(金商)第293号
金融先物取引業協会 会員番号1525
楽天信託株式会社の信託口座で区分管理
預かった証拠金を完全に区分して管理すると公式サイトに記載があります。元本を保証する制度ではない旨も明記されています。
FOREX.com
StoneX証券株式会社
関東財務局長(金商)第291号
金融先物取引業協会 会員番号1539
キャピタル信託株式会社
区分管理信託・分別管理信託口座で自己資産と分別管理。2009年3月23日から導入し、受益者代理人に社外弁護士を選任しています。
FXTF
ゴールデンウェイ・ジャパン株式会社
関東財務局長(金商)第258号
第一種金融商品取引業者・商品先物取引業者
三井住友銀行・みずほ銀行に金銭信託
固有財産と区分して管理されます。元本を保証する制度ではありません。

出典:外為ファイネスト 公式・信託保全についてFOREX.com 公式サイトFXTF 公式・FXTFの特徴FOREX EXCHANGE 公式・安心の完全信託保全金融先物取引業協会 登録業者一覧

信託先の違いで優劣はつけていません

信託先の金融機関がどこであるかによって保全の強さが変わる、という判断材料を当サイトは持っていません。そのため4社に順位や評価点はつけず、公式サイトで確認できた内容をそのまま並べています。判断はご自身で行ってください。

登録業者かを自分で確認する3つの手順

比較サイトの記載を信じる必要はありません。公的な一覧で誰でも無料で確認できます。

  1. 公式サイトのいちばん下で登録番号を探す

    国内で登録を受けた業者は、商号・登録番号・加入協会をサイト内に表示しています。多くは各ページの最下部に小さく記載されています。「関東財務局長(金商)第◯◯号」のような表記です。

    記載が見つからない時点で立ち止まってください
  2. 金融庁の一覧に会社名があるか調べる

    金融庁「免許・許可・登録等を受けている業者一覧」を開き、金融商品取引業者の一覧から会社名と登録番号を探します。公式サイトの記載と一致するかを確認してください。

  3. 金融先物取引業協会の会員一覧でも確認する

    一般社団法人金融先物取引業協会が会員一覧を公表しています。店頭FXを扱う業者は同協会に加入しているのが一般的で、商号変更があった場合もここで追えます。

社名が変わっていることがあります

FOREX.comを提供する会社は、以前は「ゲインキャピタル・ジャパン株式会社」という商号でしたが、現在はStoneX証券株式会社です。古い記事や比較サイトには旧社名のまま残っている場合があります。登録番号は商号が変わっても引き継がれるため、番号で照合すると確実です。

信託保全があっても守られないもの

できることとできないことを、はっきり分けておきます。

守られるもの

  • 業者が破綻した場合に、預けた証拠金が業者の債権者への配当に回されないこと
  • 業者が顧客の資金を自社の運転資金として流用できないこと

守られないもの

  • 相場変動によって生じた損失。信託保全で補填されることはありません
  • 証拠金を上回る損失。不足分は追加で支払う義務が生じます
  • 取引システムの一時的な不具合や通信障害による機会の損失
  • 無登録業者に預けた資金。そもそも区分管理の義務が及びません

「信託保全あり=安全」ではありません

信託保全は、業者が破綻したときの資金の行き先を定めたしくみです。FXそのもののリスク、つまり為替相場の変動によって預けた資金を上回る損失が生じる可能性は、信託保全があっても変わりません。ロスカットがあっても損失額を限定できるとは限らない点も同じです。詳しくはレバレッジとロスカットの仕組みをご覧ください。

無登録業者の見分け方

次のいずれかに当てはまる場合は、資金を預ける前に立ち止まってください。

1

公的な一覧に会社名が出てこない

金融庁および金融先物取引業協会の一覧に記載がない業者は、日本国内で登録を受けていません。区分管理義務や広告規制の対象外です。

2

個人口座のレバレッジが25倍を超えている

国内では個人口座の最大レバレッジが25倍に規制されています。数百倍といった条件を掲げている場合、国内の規制の枠外にあることを意味します。

3

「必ず儲かる」「元本保証」といった説明がある

登録を受けた業者がこうした表現を使うことはありません。断定的な判断の提供は法律で禁じられています。

4

SNSやメッセージアプリで個別に勧誘してくる

知り合ったばかりの相手から特定の口座を勧められる、入金先として個人名義の口座を指定される、といったケースには応じないでください。

5

出金の条件が後から追加される

「出金するには追加入金が必要」「手数料を先に払えば送金する」といった説明は、資金を取り戻せない状況の典型です。

当サイトは無登録業者を掲載していません

当サイトの掲載基準は、日本の金融商品取引業者として登録されていること、取引条件が公式サイト上で確認できること、個人が口座開設できるサービスであることの3点です。基準の詳細は運営者情報・編集方針に記載しています。

お申込みの前に FXは元本および利益が保証された商品ではありません。為替相場やスワップポイントの変動により損失が生じ、レバレッジにより預託した証拠金を上回る損失が生じる可能性があります。スプレッドは市場急変、流動性低下、重要指標の発表前後等に拡大します。ロスカットがあっても損失額を限定できるとは限りません。各社の契約締結前交付書面を確認し、ご自身の判断で取引してください。

各社の資金管理の方法を公式サイトで確認する

信託保全の内容、信託先の金融機関、区分管理の方法は各社の公式サイトおよび契約締結前交付書面に記載されています。当サイトの掲載内容は確認できた範囲です。申込みの前に必ずご自身でご確認ください。

広告・PR当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。以下のリンクのうち一部は広告(アフィリエイトリンク)で、提携していない会社へのリンクは通常のリンクです。

外為ファイネスト

取引手数料・口座維持料は無料

公式サイトで確認

FOREX EXCHANGE

取引手数料は原則無料・スプレッドは変動型

公式サイトで確認

FOREX.com

口座タイプで手数料が異なる

公式サイトで確認

FXTF

対象時間のスプレッド+建玉連動手数料

公式サイトで確認

口座開設・口座維持手数料は無料です。FX取引にはスプレッド、取引手数料、スワップポイント等のコストが発生する場合があります。

よくある質問

信託保全があれば預けたお金は必ず戻ってきますか?

いいえ。信託保全は、業者が破綻した場合に顧客から預かった金銭が業者の債権者に渡らないようにするしくみであり、取引の元本を保証する制度ではありません。取引によって生じた損失が信託保全で補填されることはありません。外為ファイネストも公式サイトで、元本を保証する制度ではない旨を明記しています。相場変動による損失と、業者破綻時の資金保全は別の話として理解してください。

申し込もうとしている会社が登録業者かどうかは、どこで確認できますか?

金融庁が公表している「免許・許可・登録等を受けている業者一覧」と、一般社団法人金融先物取引業協会の会員一覧の2か所で確認できます。いずれも誰でも無料で閲覧でき、会社名と登録番号が掲載されています。会社の公式サイトに書かれた登録番号を、この一覧の記載と突き合わせてください。一覧に出てこない相手には資金を預けないでください。

区分管理と信託保全は何が違いますか?

区分管理は、顧客から預かった財産を自社の財産と分けて管理することを指す広い言い方です。信託保全は、その方法の一つで、顧客から預かった金銭を信託銀行などに信託して管理するものです。国内の店頭FXでは、顧客から預かった証拠金の全額を信託により区分管理することが義務づけられています。

海外の業者のほうがレバレッジが高いと聞きましたが、利用しても問題ありませんか?

日本国内に居住する人に向けてFX取引を業として行うには、金融商品取引業の登録が必要です。登録を受けていない業者は、証拠金の区分管理義務や広告規制の対象外であり、トラブルが起きた際に資金が返らないおそれがあります。金融庁は無登録業者に関する注意喚起を行っています。当サイトは無登録業者を掲載していません。

掲載4社の信託保全先はどこですか?

各社公式サイトで確認した内容は次のとおりです。外為ファイネストは預り金の全額を三井住友銀行に金銭信託、FOREX EXCHANGEは楽天信託株式会社の信託口座で区分管理、FOREX.com(StoneX証券)はキャピタル信託株式会社を信託先とし区分管理信託・分別管理信託口座で自己資産と分別管理、FXTFは三井住友銀行およびみずほ銀行に金銭信託しています。いずれも元本を保証する制度ではありません。最新の内容は各社の公式サイトでご確認ください。

このページのまとめ

  • 国内で登録を受けたFX業者には、顧客から預かった証拠金を全額、信託により区分管理する義務があります。
  • 信託保全は元本を保証する制度ではありません。相場変動による損失は補填されません。
  • 掲載4社の信託保全先は、外為ファイネスト=三井住友銀行、FOREX EXCHANGE=楽天信託株式会社、FOREX.com=キャピタル信託株式会社、FXTF=三井住友銀行・みずほ銀行です。
  • 登録の有無は金融庁の業者一覧と金融先物取引業協会の会員一覧で、誰でも無料で確認できます。
  • 一覧に載っていない業者、登録番号を明示しない業者には資金を預けないでください。

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店頭外国為替証拠金取引に関するリスクと注意事項

  • 店頭外国為替証拠金取引(FX)は、元本および利益を保証するものではありません。相場変動により、預託した証拠金を上回る損失が生じるおそれがあります。
  • 本取引はレバレッジを用いるため、取引額に対して少額の証拠金で大きな取引が可能であり、損失も同様に拡大します。個人口座の最大レバレッジは25倍に規制されています。
  • スワップポイントは金利情勢により変動し、受取りではなく支払いとなる場合があります。将来にわたる受取りが保証されるものではありません。
  • スプレッドは、市場の急変時、流動性が低下した場合、重要な経済指標の発表前後等に拡大します。表示された数値が常に適用されるものではありません。
  • ロスカットは損失の拡大を抑えるための制度ですが、損失額を限定できるとは限りません。為替相場の急激な変動によりロスカットが約定せず、預託した証拠金を超える損失が発生する場合があります。
  • 顧客資産の区分管理(信託保全)は、取引の元本を保証する制度ではありません。
  • 取引に際しては、スプレッド、スワップポイント、取引手数料等のコストが発生します。
  • 各社のサービス内容・取引条件は変更される場合があります。お申込みの際は、必ず各社の公式サイトおよび契約締結前交付書面をご確認のうえ、ご自身の判断と責任において取引を行ってください。

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